こんにちは、よしランです!
シリアスランナーにとって減量は大きな課題の一つ。
いろいろな減量に関する健康法がありますが、今回は
オートファジー
を紹介します!
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オートファジーとは?
オートファジーとは
体内の細胞の自食作用
のことを指します。

その仕組みは、
ヒトが空腹状態を12~18時間続けると(時間に関しては諸説あり)、
細胞の中の古いタンパク質や不要なものを1回壊し、また新しいものに変えて更にリサイクルする
というものです。
細胞が新しくなるので、痩身効果だけでなくアンチエイジングや認知症の予防にもなるといわれています。
オートファジーのやり方
オートファジーは自食作用のことなので、
正確には
オートファジーを機能させるための断食のやり方
が正しい表現です。
具体的には
16時間の断食
を行うことになります。
A.身体をケトン体代謝にするのに適切なため
ヒトの身体は、通常時は"糖質をエネルギー源とするブドウ糖代謝"です。
ただ、空腹時間が続くと"中性脂肪を分解してエネルギーにするケトン体代謝"になります。

ある研究では最後の食事から12時間程度でケトン体が発生し始めるとされていますが、18時間断食を推奨する発表も多いです。
専門家の意見としてはそこに実践のしやすさを加えて16時間になっているようです。
さて、16時間断食のやり方ですが、とてもカンタン。
【就寝前●時間】+【睡眠時間●時間】+【起床後●時間】=16時間
にすればOK。
睡眠時間は何も食べられないので、それに加えて寝る前と起きた後の断食時間を合わせて16時間にすれば良いわけです。
パターン1.朝食抜き
7時起床で朝食抜き
昼12時に昼食
12時~20時の間食はOK
20時に夕食
23時に就寝

パターン2.夕食抜き
起床時間自由で7時に朝食
昼13時を目安に昼食
間食は15時までOK
15時から翌朝7時まで断食、就寝時間は自由

なお、
●食べていい時間の食事内容については気にすることはなく、好きなものを食べてOK
●間食もほどほどであれば大丈夫
●断食時間は水やお茶などカロリーのない飲み物は摂取OK
となっています。

実感する効果
一番はダイエット効果。
前述の通り、空腹時間が続くと体内で脂肪が分解されやすくなるからです。
また、見た目に分かる痩身だけでなく、内臓周辺につく内臓脂肪を分解できれば、糖尿病や心疾患・脳血管疾患といった生活習慣病の予防にも繋がります。
次に整腸作用による便通改善や肌荒れ、アレルギー症状の緩和効果も期待できます。
"1日3回の食事は食べ過ぎ"という説もあるように、胃に食べ物が残った状態で次の食べ物が入ってくることにより消化機能が正常に働かなくなります。結果的に腸内細菌のバランスが乱れてしまうこともあるようです。
最後にオートファジーの真骨頂、細胞の生まれ変わりによる肌や筋肉、内臓器官の若返り・老化防止効果です。
オートファジー自体は常にゆるやかに働いているそうですが、飢餓状態になるとその作用が活発化するとされています。
その目安が最後に食事をしてから12~18時間というわけですね。

ぜひ体感してみて下さい!
参考文献:「空腹」こそ最強のクスリ/青木厚/アスコム