
聞こえ具合は?危なくないの?
本記事ではそんなギモンにお応えしていきます!

本記事の内容
骨伝導イヤホンとは?
骨伝導イヤホンは耳をふさぐことなく音楽や音声を聞くことができるアイテムです。
耳をふさがないため、人と会話をすることもできますし、運動中の安全確保にも役立ちます。
骨伝導の仕組み
そもそも安全なの?
結論、安全です!
骨伝導とは、通常鼓膜に伝える音の振動を
頭蓋骨に直接伝え、内耳を震わせて脳に音を届けることです。
これだけ聞くと「頭蓋骨?脳?直接振動?危険性は?大丈夫なの?」と心配になってしまいますが、
・私たちは日常において骨伝導も使って音を聞いています
(両耳をふさいでも音が聞こえるのはこのためです)
・難聴の方への福祉機器などで安心が実証されています
以上の理由から安全だといえます。
※検索窓で「骨伝導 イヤホン」と入力すると「難聴」がサジェストされますが、
心配な方はクリックしてみてください。ほぼすべての記事で
"難聴になる可能性は低い"と記載されています。
骨伝導イヤホンの特徴
通常のイヤホンに比べて、
・耳が疲れない
(鼓膜への負担が少ない、カナル型にしろフック型にしろ耳周辺の痛みが少ない)
・安全性が確保できる
というメリットがある一方で
・音漏れがある
(骨伝導の仕組み上、防げない。公共交通機関内での使用には不向き)
・音質が良くない
(これも鼓膜で聞かないという骨伝導の仕組み上。機種によっては音質を高められるが直接型には劣る)
というデメリットもあります。
骨伝導イヤホンのおすすめシーン
よって骨伝導イヤホンには向いているシーンと向かないシーンが存在します。
向いているシーンは
① 運動時
特にサイクリングやランニング時は車のエンジン音や人の気配などが聞こえるので安心です。またスイミングの際も耳栓をして骨伝導で音声を聞きながら泳ぐという使い方もできます
② 運転時
音楽や音声を聞く際に環境音が聞こえるので安全です。また通話時にも耳をふさがず、かつオープンスピーカーより音質はクリアです(もちろんハンズフリーで使用くださいね^^)。
③ 仕事時
個人的にはこの使い方もおすすめです。何かしら作業中のハズなので通常イヤホンで音楽が聞こえ過ぎるとかえって集中力を欠くことになります。そんなときに骨伝導イヤホンだと音が聞こえ過ぎないので心地良い聞こえ方をします。また長時間きいていても耳が疲れません。
購入の際の注意点3つ
骨伝導イヤホンとは何か?の理解が進んだうえで、購入の際に気を付けてほしいポイントがあります。
1.装着感
一番大切です!
骨伝導イヤホンはこめかみ付近を挟んで装着しますので、慣れるまで少し違和感があるかもしれません。
また、こめかみと接する部分の素材や側圧によっても好き嫌いが出ます。
加えてマスクをつけた際の装着感、メガネやサングラスをされる方はそのときの装着感も確認しましょう。
(慣れはしばらくしないと分かりませんが、メガネ等を付けた際の違和感はすぐ分かります)
ということで骨伝導初チャレンジという方は試着されることをおすすめします。
2.接続方法
無線タイプか有線タイプか? です。
無線タイプ
Bluetoothを使ってスマホや音楽プレーヤーから音を飛ばします。
またBluetooth機能がないモデルもあり、その場合はデータをイヤホン自体に内蔵させて再生します。
確実に使いやすいといえますが、有線に比べて音質の劣化や遅れ(Bluetoothの場合)、こまめな充電が必要になります。
多くの骨伝導イヤホンは無線タイプがスタンダードになっています。
有線タイプ
ケーブルが備わっているため、音を圧縮せず音質が良好です。また長時間使用できます。加えて価格も無線より安め。
ただ、使用時や収納時どうしてもケーブルが邪魔になる場面が出てきます。断線リスクもあり、無線に比べると使いやすさが圧倒的に劣ります。
上記をひとつ観点にいれてみてください。
3.機能
用途に寄りますが、チェックしたいのは
通話機能 と 防水機能 ですね。
通話機能
電話をする方はハンズフリー通話機能を搭載した骨伝導イヤホンを選びましょう。
機種によってはイヤホン本体を操作するだけで着信応答やリダイアルなどができます。こちら通勤ランなどにもおすすめの機能です。
防水機能
スポーツで骨伝導イヤホンを使うならマストの機能です。
またスポーツ時以外でも汗などで蒸れてきますので最低限のスペックはチェックしてください。
防水性能は「IPX数値」で示されていることが多く、数値が大きいほど性能が高くなります。スポーツ仕様ならIPXは4以上、プールなどで使用する場合はIPX7以上をすすめます。
骨伝導イヤホン人気ランキング(2021年12月版)
おすすめランキングではなく売れ筋ランキングをAmazonさんから拝借しました。
ちなみにすべてワイヤレス(無線)タイプです。また4位、5位は正確には骨伝導式ではないそうですが、骨伝導ランキングで検索すると上位表示されるためそのまま掲載しておきます。
1位 AfterShokz Aeropex
2位 AfterShokz OpenMove
3位 Tote 骨伝導イヤホン
4位 GOOSERA ワイヤレスイヤホン
5位 UCOMX Bluetooth イヤホン
まとめ:長時間装着なら骨伝導イヤホンで決まり!
私のイヤホンの主な用途は、
運動中と集中作業を要する仕事中
ですが、このシーンにおいてイヤホンのストレスは激減しました。
用途目的によりますし、使用感に個人差はありますが、
骨伝導イヤホンはおすすめアイテムですのでぜひ試してみてください!
本記事が参考になれば嬉しいです!
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