
そこで紹介したいのがCVトレーニング。
最強時短メニューとして閾値走と2大巨頭を張るトレーニングです。
1.概要
CV(Critical Velocity)とは臨海速度のことで、
VO2Max(酸素最大摂取量)の約90%で走るペース
です。いや分かりづらい笑。
言い換えると
IペースとTペースの中間ペース
になります。ちょっと分かりやすくなりましたかね?
VDOT | Easy | Marathon | Threshold | Interval | Repetition | VDOT |
50 | 4'56-5'34 | 4'31 | 4'15 | 3'55 | 87 | 50 |
例えばVDOT50の方ならIペースが3'55/km、Tペースが4'15/kmなのでCVペースはおよそ4'05/kmということになります。
VDOT計算機(アプリ含む)ではCVペースは計算してくれませんので、ご自身で目安を把握してください。
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【VDOTとは?】効果的な利用の仕方も一緒に解説します!
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全力10km走のペースとも表現されています。
このCVペースで期待できる大きな効果としては
スピード持久力をあげること
です。
そして、ここで紹介したいのは
CV"インターバル"
ですので、文字通りCVペースでインターバル走を行うことを指します。
この練習は
・スピードの絶対値を上げたい
・けどインターバル走ほど負荷をかけたくない
・閾値走に飽きてきた
・けどスタミナを落としたくない
・時短で速くなりたい
そんな方に向いている練習といえます。
2.実施方法
これだけ頭に入れてください!
CVトレーニングのポイント
①走る区間はCVペース(IとTの間)
②走る区間の合計距離が6〜10kmになるように設定
③3〜10回のインターバル数に分割
④走る区間の間の休憩は走る時間の1/5の時間をジョグ
例えばVDOTが50の場合、CVペースはおよそ4'05/kmになります①。
よってメニューとしては
参考
2km(4'05/km)×4回③(合計が8km②)
休憩は98秒④
(走る時間が8'10=490秒、その1/5なので98秒)
といった組み方をします。
私は
2km×4本 or 3km×3本
をやることが多いですが、
その日の練習目的や気分(左右されちゃダメだけど大切)、またかけられる時間に応じて調整できるのCVインターバルの良いところです。
3.まとめ
CV走には
スピードの絶対値を上げる効果
があります。

そんな方にこそ、おすすめです。
私は
①ロングやLSDで下地をつくり
②閾値走でスピード持久力を上げたうえで
③スピード絶対値をあげるためにCV走にチャレンジ
という順番をたどりました。
Iペースによるインターバルほど負荷がないとはいえ、インターバル走ですからキツイことはキツいです…(^^;)
その前提の上で+αを生み出す練習だと実感していますので参考にしてください!
最後までご覧いただきありがとうございます。
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CVトレーニングに取り組んだ4カ月間
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