ランが楽しくなる話

【走ることは本当に身体に良いのか?】ランニングの効果6選

こんにちは、よしランです!

筆者スペック

ラン歴:10年
自己ベスト:フル2時間29分22秒(2020年)
初フルは2011年で3時間49分。サブ3を狙った2018年3月佐倉朝日健康マラソンで3時間01分。覚悟を決めて本格練習を開始、7か月後の2018年10月横浜マラソンで2時間49分とサブ3を大幅達成。

私は走ることがライフワークとなって10年経ちます。

タイム更新を目指して今日まで走っているわけですが、同時に健康も手に入れることができました(今のところ)。

ここでまとめてみたいと思います。

走ることは身体に良いのか?悪いのか?

最初に考えてみたいのがこのテーマです。

検索窓に「走る」とか「ランニング」って入れると、サジェストワードに「身体に悪い」が割と上位に出てきます。

私はランニングの効果を身を以て実感しているのでグラつきませんが、

ちょっと太ってきちゃったからランニングでも始めようかな~
とあるランナー

という人がそんなワードを目にして不安になって走ることをやめてしまったら超もったいない!

のでここでは誤解を解いておきます

そうです、「ランニング=身体に悪い」は誤解です!

ネット上の情報になりますが、「ランニング=身体に悪い」説の根拠となっているのは英国の医学誌「ハート」に掲載された疫学調査だそうです。

この調査によると、週に32~40kmを走る人は、まったく走らない人(=運動不足で不健康な人)と比べて、死亡率が変わらないという結果が出たとのこと。
(アメリカの心臓専門医が、5万2600人を対象に30年にわたり追跡した調査)

そのため「ランニングは運動不足の人同様に心臓や血管に負担をかけるので健康に良くない」というわけです。

が、この調査には続きがあります(上の情報だけが蔓延しているものが多かったです)

それは週8~32kmを走る人まったく走らない人に比べて、死亡率が19%も低かったというもの。

医学誌ですから、当然ここまでセットで発表しているはずなんですが、どこかで情報が切り取られて「ランニング=身体に悪い」になってしまったのでしょうね。

また、米アイオワ州立大学の調査では、ランニングをする人しない人では、する人の方が全死亡リスクが30%低く、平均寿命も3年長いという結果が出たそうです。

つまり、ハード過ぎるランニングは身体に悪影響ですが、適度なランニングは健康に良いということになります。

よしラン
誤解は解けたかな?
ちゃんと事実を知ることが出来てよかった~
とあるランナー

死亡リスクが下がるということですが、では具体的にどんな効果があるのかみていきましょう!

走ることの効果(一般論編)

① ダイエット効果

ランニングを継続すると基礎代謝量が増えます。

これにより普段の生活における消費カロリーが高くなります。

加えて、運動における活動代謝量も増加するため痩せやすくなるというわけです。

朝食前(何も食べていない状態)に走ると、糖質ではなく脂質をエネルギーに変えやすくなるので更にダイエット効果アップです!
よしラン

② 生活習慣病の予防

高血圧、糖尿病、肥満といった生活習慣病は運動不足が一つの原因です。

ランニングに代表される有酸素運動は、生活習慣病の改善や予防にぴったりです。

有酸素運動には
・血圧や血糖値の改善する効果
・善玉コレステロールを増やす効果
・血糖を調節するインスリンの働きを良くする効果
があります。

消火活動より防火活動。予備軍の方にこそ始めて欲しいのがランニングです!
よしラン

③ 健康効果

まとめのようになりますが、その他に

・血行促進による肩こり解消
・腸内環境が整い便通が良くなる
・腰痛の予防

が全身運動によってもたらされます。

いずれもランニングに限らない"運動すること"に当てはまる効果ですが(^^;)、運動の中でもランニングは取り組みやすく継続しやすい手軽さがあるので、やっぱりおすすめです!
よしラン

走ることの効果(個人編) ※30代半ば男性(私)の実体験

① とにかく風邪をひかなくなった

現在の職場においては"走る健康優良児"のような扱いを受けていますが笑、私はもともとそんなに身体が強くなく、口内炎をしょっちゅうつくり、年に2~3回は風邪をひき、インフルエンザには毎年罹患していました。

それが走り始めて3年目くらいから風邪とインフルエンザにかからなくなったのです。

ランニングだけのおかげ、というと毎日料理をつくってくれている妻に叱られますが、間違いなくランの影響は大きいです。

それしか思いつかないんですよね、直近7年間の体調良好の要因。

ただコロナの予防接種ではしっかり発熱して職場の方に驚かれました…
よしラン

② 暴飲暴食しても適性体重が維持されている

私は飲み食いが大好きです。炭水化物・脂質もよく摂るし、アルコールも各種ガブガブ行きます。基本毎日。

が、太らないです。これは走っているからですね。

かなり量を食べるので、痩せるところまでいかないのですが(大会前の調整時は別)、気にせず飲み食いできて毎年健康診断でA評価ってのはノーストレスでよいですよ~。

ただ、暴飲暴食は絶対身体に悪いです。もうすぐ四十路なのでこの辺は変化していくかもしれません。
よしラン

③ 快眠できる

走り始めて寝起きが圧倒的に良くなりました。

元来夜寝られないというタイプではなかったですが、すっきり起きられない日は結構ありました。

走ったことによる単純な疲労の影響もあると思いますが、ランニングはストレス解消にもなっているので脳がすっきりしてるんでしょうね。

これは多くのラン仲間からも聞く効果です。

朝の弱さが克服できました!
よしラン

最後に

東京2020男子マラソンのテレビ放送でアナウンサーからケニア代表、キプチョゲ選手の言葉が紹介されました。

「私の夢はこの世界をランニング・ワールドにすること。それは平和で健康的な世界です」

この「ランニング・ワールド」は直後にTwitterでトレンドワードにもあがりましたね。

偉人の言葉に被せるのもおこがましいですが、私も走る人が増えれば世界はより良くなると信じて疑っていません。

大会に出る必要はないし、誰かと競う必要もありません。

ランとの付き合い方は千差万別、本当に自由です!

ぜひ生活習慣にランをとりいれてみてください!

ランニングワールド創生の一翼を担います!
よしラン
  • この記事を書いた人

よしラン

1984年生まれ/サラリーマン/市民ランナー/陸上未経験、ランニング歴9年/趣味が高じて競技志向/フルマラソン2時間29分22秒(2020年勝田全国マラソン)/恐妻家/娘ふたり/主戦場多摩川

© 2023 よしランブログ