大会レポート

つくばマラソンレポート(2019年11月)

2019年11月27日

まとめていきたいと思います!

1話完結ですが長い!書くのに3日かかってしまいました。。。

お時間あるときに見て頂けたら嬉しいです(^^)/


まず順不同の雑感を備忘録として先に。。。

ゴール直前、もう上がらない脚を限界まで動かしていたが走り終えた瞬間は結構冷静で「まだタイム縮められる」という気持ちが先に浮かんだ。その理由はやはり体重。去年より量を走ったおかげで見た目に分かるくらい脚が太くなったため、単純に去年比では測れないけどもう少し身体が絞れたらさらに先が見えるんじゃないかと思えている。当日朝の体重はカーボイン込みで61.5kg。
今回はこれまで徹底していた禁酒(1ヶ月前)や禁カフェイン(1週間前)、ウォーターローディング(2週間前から2ℓ/日)、カーボローディング(3日前から炭水化物7割で4,000~4,500cal)のマイルーティンが図らずして崩れてしまったが、それほど影響はなかったように思う(当日ちゃんと走れたという意味で)。レースに向けての気持ちを整理していくためにやっているようなものだが、やはり何よりもまず練習がしっかり積めているかが走力はもちろん気持ち的にも大切なように改めて感じる。
お通じマネジメントもそれほどナーバスにならず大丈夫(以前はレース2週間前から朝に整うように整腸剤を飲んでいた)。当日ちゃんと出れば(←これは必須)。
東京駅⇔会場の直通バスに関して。東京駅でトイレにいった&集合場所まで若干遠回りしたせいでバス乗り場に着くと大混雑。東京駅には始発に乗って6:00に着いたが集合場所着6:20、バスに乗れたのは6:45頃。結果、道中は順調だったにも関わらず会場到着が8時過ぎ。復路は快適そのものだったが、もしもう一度出るなら往路は電車かな。
9時スタートのため会場に着いてからが大忙し!最終用足しのためのトイレ(15分並んだ)。着替え(ワセリン塗布)。シューズの最終調整(キャタピランを上まで穴に通す、ICタグをつける)、荷物預け。ラストの小。そこから渋滞をかきわけA1ブロックへ。なんと整列はスタート5分前。ストレッチはトイレに並んでいるときと整列中のみ。動的なストレッチ&刺激入れは出来ず。最初の5kmはアップにしようと切り替えた笑。
上記準備の際に急いでいたこともありでキャタピランをきつく締め過ぎ、かつその状態で試走が出来ななかったため(準備不足としかいえないが)、レース中に両足の甲が痛み出した。特に右は我慢できないほどで痺れてきてしまい15km過ぎととハーフ過ぎに2回ほど止まって緩めた。ロスにして計30秒くらい。レース終盤は緩めた効果とアドレナリンのおかげか痛みは消えていたがレースから3日たった今も実は走れないほど両足の甲が痛い。左右とも明らかに腫れてる(;'∀') 他の箇所はもう痛みはないのに…。靴紐トラブルはキャタピランにしてから皆無だったが今回やってしまいました。これは今回の一番の反省。

前置きが長くなったがではレポートスタート。

【スタートまで】

起床は4時。前日は娘と一緒に21時には布団に入ったので睡眠充分という感覚。

起きた瞬間に空腹を感じ薄皮あんぱん(こしあん)5個を一気食い。

モルテン320も摂り始めた。

最寄り駅でパパ友と待ち合わせ5:05の始発で東京駅へ。

駅での焦りは前述の通りでバス車内では7:00過ぎにバナナ1本。

モルテンちびちび。バス所要時間は80分だったが20分間くらい寝たのかな。

会場に着いてからのバタバタも前述。

雨だったが気温は高めに感じたので防寒具なし。

キャップもなし。

そして国際ランナーはカーフタイツ着用しない気がするという勝手な思い込みから笑、昨シーズンまで履いていたカーフタイツも今回からなし。

上からadidasのsub2シングレット、TNFのMPP、tabioレーシングランプロ5本指ソックス、ヴェイパーフライネクストwithキャタピラン。

30分前にアミノバイタル赤摂取。

モルテンも整列前には飲み干す。スタート直前になってしまったがなんとか整列。

A1ブロックスタートは大変ありがたかった。

直前はかなりバタついたがここまでやってきたことに自信はある。

あと5kmはアップだから焦らずいこうと自分に言い聞かせスタート。

補給携帯はアスリチューン金×1、モルテンジェル白×1、モルテンジェル黒×1、アミノショット青×3(カロリー系3とBCAA系3)。

【スタート〜10km】

5分前整列でもロスは9秒。

A1スタートありがたや。ただなかなか前は空かない。

が無理せず大丈夫。なぜなら序盤はアップだから笑。

アップのつもりで走ってどのくらいのペースになるかも今日の調子を測るうえでは大事。

ガーミンで3:45~3:50って感じ。うん、悪くない。

最初の5kmは18:45で走れれば良いと思っていたので割と気楽に進行。

大学構内を走っているとちみのすけさんを発見。

後ろからお声がけさせて頂いた。

反応がほぼなく笑、自分って気付かれてなかった様子だったので「よしランです!」と名乗ったら「おわ!なんでこんなところにいるんすか!?」と気付いてくださった笑。

突然失礼しました!このあとはスライド区間も含めて知っているランナー(一方的含む)に会うことはなかった。

お互いにエールを送り合う心強さを知っているだけに残念。

無事に5kmのアップを終え笑(18:23)、10km以降は意図的にペースを上げる予定だったのでその準備に入る。

結果的に少し貯金ができる。

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10km→予定0:36:50、実際0:36:38

【11km〜20km】

3:35/km付近までペースアップしてリズムをつくる期間。

ここからは正確な距離が曖昧。思い出せる範囲で。

この区間は集団走が多かった。

ので「この集団はサブ40かな?」とか「あ、これ3:40(サブ35)の集団だな」とか「先に見えるのが3:35かな」とか思いながら走った。

10km過ぎてから3:40ペース(←これはあくまで想定)の15人くらいの集団についた。

集団走はラクなのだけどもっとあげないといけないと思い集団の先頭に。

ペースをキロ3秒くらい上げたつもりだったが皆さん付いてくる。

そのまましばらく引っ張ったのだけどこれがかなり走りづらい。

密集度が高くお互いかなりの近距離を走っていてまぁ私が悪いのだが横を確認したら蛇行してしまって接触もあった。

自分の走りに集中できないと思っていたら息も上がってきた。

でもって11~15kmのラップをみれば分かるが意外とペースが上がってない。

こりゃダメだ、と思ってこの時点でかなり痛くなっていた右足甲を開放すべく道路脇でストップして集団から離脱(15kmラップのところ) 。

キャタピランを緩めた。手がかじかんでうまくできなかったが3玉分(キャタピラン比)緩めて再スタート。

そこから再度集団に追い付いた後は並走せず抜く。

集団走は自分には不向きかもしれない…。

なんとか取り戻し20kmはほぼ想定通りに着地。

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20km→予定1:12:30、実際1:12:28

【21km〜30km】

3:40集団をパスした後、先に見えるのは3:35集団(ここもあくまで予想)。

道中の目安として追いかけて走る。

キャタピランを緩めたはずの右足甲はまだジンジンしていて痛む。

このままだと最終的には走り切れないかもしれないとすら思えてきた。

ので23km地点で再度ストップ。

せっかくノってきたのだが背に腹はかえられぬ。

今回はスムースに再度3玉分緩める。うまくなったもんだ。

再度気を入れなおして走る。

目安にしていた3:35集団は追いつくころにはすでに解消されていて疎らになっていた。

心肺的にはまだ余裕あり&今回は緩めたのが効いた(マヒ?)のか甲の痛みも和らいできた。

おいやんさんアドバイス通り28kmくらいの折り返し地点から爆走のつもりで刻む。

29~30kmラップタイムで3:30を切れていた時に「よし今日はいけるぞ!」という気持ちが出てきた。

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30km→予定1:48:53、実際1:48:04

【31km〜40km】

31km以降何かあったわけではないがラップが落ち始める。

若干登っていたのか向かい風か。

ただ主観的にはしんどいという感覚はなく、想定ラップ的に3:45まで落としても良い区間だから焦ることはなく。

終始心の安定を保ってくれた我ながら良いラップ設定だったと振り返る笑。

35kmの国土地理院前、近所に住んでいる同僚が応援に来てくれるということだったので両沿道を注視していたが見当たらず。

応援はまばらだったので見落とすはずがない。

元気もらおうと思ったのに悲。

もっと先にいるのかな、とか思いながら走っていると大学に向かう登り陸橋。

これはきつい!うぉぉぉと声が出た。ラップも3:50まで落ちる。

呼吸も一気に荒くなる。くるときは本当に一気にくるなぁ~。

でも残り5kmでサブ35分まで20分ほどあったのでキロ4でもいけるという計算はしていた。

ラスト~。

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40km→予定2:26:38、実際2:24:23

【41km〜フィニッシュ】

大学構内。ここまでくるともう一杯いっぱいでなりふり構っていられない。

ラスト3km表示からはとても長く感じた。前に進んでない感覚。

んでまだ計算してるんだよね、残り2kmで35分カットまで10分あるからキロ5でもいける、とか笑。

どれだけ落としたいんだ、意味不明な思考。

そんなきついタイミングで国土地理院で会うはずの同僚が。

こんなところにいるとは思っていなかったので最初は気付けず。

意識の遠くからの声がする…。

表現すると「~(走りながら何か言っている人がいる)」「~しー」…「~っしー!」…「よっしー!!!」(普段よっしーと呼ばれています)みたいな。

200mくらい並走してくれた。いや救世主。メシア。

ありがとうございます!うお~ラスト!もういけるところまで!

競技場に入り最後の直線!ひとり抜けそうだったが並ぶ直前に上げられてしまい抜けなかった笑。

ゴール!おそらく14位かな(道中順位を教えてくれるおじさんがいた。何位の人までカウントしてるんだろう…)。

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フィニッシュ→予定2:34:59、実際2:32:19

【ゴール後】

タイムは2時間32分19秒!おぉ!やった!

最後の2kmはもうよく分からなくなってたけどなんと32分台だ!嬉しい!

記録証を受け取り確認するとキレイなラップタイムが。

後半思ったよりも下がらなかったんだ。

若干ネガティブだがほぼイーブン(前半1:16:17、後半1:16:02)。

自分の走り方はコレだな。スタミナ型。

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スピード練習は今夏頑張れたと思うので、サブ30するために3:33/kmのペース走を気軽?にできるよう意識して練習を積んでいきたい。

がんばるぞ!(が現状両足の甲がまだ痛くてランオフ3日目でございます…)

そうそう、今回補給はモルテンジェル×1、アスリチューン金×1、アミノショット青×1の3つしか摂らなかったのだけどこれフルでは過去一番少ない(タイミングは正確ではないがおおよそ10km毎にアスリチューン→アミノショット→モルテンの順で)。

給水は2箇所に1回アミノバイタルを一口飲み、口と顔を水で流す程度。

レース前の補給で足りていたのと走りやすい気温と湿度が影響したかな。

できれば荷物は減らしたいから収穫。

まぁMPPにかかればそれほど気にならないんだが(^^♪

モルテンジェル白は初だったけど好きな味!

噛むのが億劫で半分くらいは飲み込んだが。

次回も使おうと思う。

最後にこのつくばマラソンに向けて7ヵ月間、週1の練習をともにしてきたパパ友について。

目標サブ3.5だったが結果は3時間43分。

う~ん惜しい!毎週閾値走や1km×5のインターバルを私から押し付けられて大変だったと思うが、頑張る姿に勇気をもらった(年齢は6つ上)。

人を応援するのも良いものだ。そして私は頑張る人が好きだ。

ゴールには立ち会えなかったがランナーズアップデートを確認してタイムを知っていたためボロボロになって陣地に戻ってきたときに「お疲れさまでした。まぁ週1練習じゃなかなか難しい目標でしたね。週末に加えて平日1回で良いのでちゃんと走りましょう。あと25kmから明らかにタイム落ちてるので二日酔い言い訳にせず30kmを数回入れたほうが良いですよ、付き合います」と上からアドバイスしたが「一応自己ベスト25分更新したのでまず承認してもらってよいですか!?」と。

…確かに。

PB4時間10分からのジャンプアップ。

週1回の練習で。すごいことかもしれない。

サイコパスが出てしまった。

目標志向が強く感情に寄り添うのは苦手である。

このパパ友とは引き続き走っていきたい。

当日はお互いの家族サービスのために即帰りしたのでまず近いうちに打ち上げだ!!


ということでつくばマラソン終了。

来年は順調にいけば(そして基準が変わらなければ)福岡国際に出たいのでつくばマラソンには出ないと思う。

スピードコースということで今シーズンはここで結果を出したかった。ので一安心。

怪我なのか分からないが汗、まず甲を治してまた練習に励みたい。

今シーズンは残り勝田と立川シティハーフ。

がんばります!

  • この記事を書いた人

よしラン

1984年生まれ/サラリーマン/市民ランナー/陸上未経験、ランニング歴9年/趣味が高じて競技志向/フルマラソン2時間29分22秒(2020年勝田全国マラソン)/恐妻家/娘ふたり/主戦場多摩川

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